2009/07/19

ウィスキー11

連続でアルコールのネタ。
Whiskyそのものではないけど、Whiskyから作られているリキュール”DRAMBUIE"。


このお酒は、"Prince Charles Edward's Liqueur"と書かれています。「チャールズエドワード王子のお酒」ってことです。
このLiqueurの起源は、EnglandとScotlandが最後に戦った「ジャコバイト軍」の"Bonnie Prince Charlie"に由来するそうです。ジャコバイトとは、"Jacobite", スコットランドの言葉(?)でJames(ジェームス王)に従がう者という意味だそうです。 ジェームス王はチャールズエドワード王子の父。
ご存じのように、Scotlandは宗教(カソリック)も相まって、England(プロテスタント)と争いを繰り返していました。その最後の戦いが「カローデンの戦い」。イングランドのカンバーランド公爵に負けてしまうのですが、チャールズ王子はSkye島に逃れます。その手助けをしたJohn Mackinnonに、王子から代々受け継がれた秘伝のリキュールの製法を伝えました。彼の一族はその製法を外に出さず一族内で守ってきたのですが、1910年に初めて世に出したそうです。今では、日本でも買えるリキュールですね。
ウィスキーに、蜂蜜・スパイスを入れて作られているそうです。甘いのですが、スパイスのおかげか、甘いものが苦手な私でも飲めます。ウィスキーを飲まない嫁さんも飲めます。
1杯で十分だけど、結構美味しいですよ。興味のある方は、お試しあれ。

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